プロフィール

へー

Author:へー
生まれも育ちも愛媛県ですが、大学以降北海道を終の棲家ときめこんでいます。
ついでに小学校教諭を自分の天職と思い込んで子どもたちと過ごしてきました。辞める気はまったくありませんが、2008年3月まで青年海外協力隊員としてドミニカ共和国で活動してきました。暑いところが嫌で北海道に移り住んだはずなのですが、常夏のカリブ海で問題なく適応できた自分が不思議でした。2008年4月からはまた教壇に復帰しています。
協力隊に参加するために駅前留学をしていたのですが、ドミニカ共和国は公用語がスペイン語。せっかく覚えた英語は…。そして派遣中に肝心のNOVAは破綻…。英語もスペイン語も使わないとどんどん忘れさられていきます。悲しいですね。
趣味は読書、スキー、ゴルフ、献血、etc。ドミニカ共和国滞在中はダイビングにはまっていましたが、北海道ではとてもとても…。現在、一番の趣味はダイエットです。

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トクノフミトシ4コマまんが

北海道の小学校で教師をしています。日々の生活の様子などを気ままに綴っていきます。 2006年4月から2008年3月まで青年海外協力隊に参加していました。ドミニカ共和国について知りたい方は過去記事をどうぞ。

Serie del Caribe 第11戦


今日は学校の先生の1人が大学の授業の一環で、教授を迎えて算数の授業をするということだったのでついでに参観させてもらいました。昨日は16時からといっていたのですが、電話で15時からに変更になったと知らせてもらったので、短期の方と一緒に参観に行ってきました。15時5分前に学校についたのですが、すでに子どもたちは下校モード。残って授業をしなければいけない子どもたちのモチベーションが心配になりました。15時を過ぎても教授は来なかったのですが、あまり待たせても子どもたちがもたないので15時10分には授業を始めました。まあ、始めてからすぐにやってきたのでとりあえず問題はありませんでした。

授業はわり算の導入。5×□=40というようにわり算への発展用に作成していた九九カードを使って授業が始まりました。昨日そのカードをぼくのところから持って行った選択自体はよかったのですが、使い方が…。やはり手元に用意してある教材の使用方法の講習は帰るまでにどこかのタイミングでやらなければいけないようです。最初の問題は8個のリンゴを4人で分けると1人いくつでしょうというものでした。そこで取り出して黒板に貼っていったのが8個の"オレンジ"でした。ぼくのところから持っていった教材なのですが、リンゴがあることがわかっていたのにオレンジだけでいいと言って持って行ったものです。理解に苦しむというか全く意図が理解できませんでした。しかし、なぜか先生も生徒も意に介さず授業はすすんでいきました。

さらに具体物を使ってもう1問文章題を解き、次に練習問題となりました。しかし、この時点でわり算と九九の関連については触れられず、具体物があるうちはいいですが式だけでは計算できる状態にはなっていませんでした。これでわかったらかなり頭がいいなという状況だったのですが、それでも2〜3人は理解していました。当然他の生徒たちはチンプンカンプンでしたが、解ける子たちが解答していったので授業としては何とか終了しました。久しぶりにまともに授業を見せてもらいましたが、なかなかの衝撃でした。

短期の方は教員免許は持っていますが、現場での経験はありません。それでも問題点を山ほど見つけて愕然としていました。今回授業をしたのはうちの学校でも指導力的には下のほうの人だったので余計衝撃的でしたが、道行の険しさを実感したようでした。授業後は教授や校長と少し意見交換をしていました。いい機会になったと喜んでもらえたようでよかったです。



学校を出たあとはそのままEstadio Cibaoへ行き、ベネズエラ・メキシコ戦を観戦しました。写真を見てもわかるとおり観客席はガラガラ。今回のSerie del Caribeは興行的には完全に失敗でした。最大の原因は現地の実情にあわないチケットの価格設定だと思います。



観客席を空けていてもしかたがないということでしょうか、スポーツ省が生徒を観戦に招待していました。ぼくたちも学校に行った時に校長から一緒に行こうと誘われました。それでもよかったのですが、この集団の中ではとても落ち着いて観戦できないので、自分の席で見ていました。



ベネズエラのマスコットと、アメリカあたりから観戦に来ていたおじさんです。一緒に踊っていました。客席、特に生徒たちには大うけでした。



メキシコからの応援団です。真ん中にいるおじさん(おじいさん?)はご自慢のひげを国旗の三色に染め分けた気合の入ったスタイルで応援していました。昨日もそうでしたが、メキシコの応援は見ていて本当に面白かったです。



昨日とは衣替えをしているメキシコのマスコットです。短期の方はこのマスコットをNovio(恋人)と呼ぶくらいの入れ込みようで、彼(?)が登場してからは昨日と同じく試合そっちのけになっていました。この姿勢が一番のお気に入りだそうです。



試合は2-2で迎えた9回表にメキシコが一挙5点をあげ、その裏のベネズエラの反撃を3点におさめ、7-5でメキシコが勝利しました。これで両チームの成績は2勝4敗となり同率3位が決定しました。勝った瞬間にひげのおじさんがグラウンドに飛び込んで、選手たちとハイ・タッチをしていました。警備はいったい何をしていたのでしょう。まあ、危険はないのでいいと思いますが。優勝のかかった第2試合Aguilas・Licey戦は同期に譲ったのでこれで今シーズンの球場での野球観戦は終了。1シーズンで29試合も見たのは初めてでした。試合開始時刻が遅いのでけっこう疲れることもありましたが、楽しい時間を過ごすことができました。最後まで楽しませてくれたAguilasの選手たちに感謝です。

けっきょく今日は2-8で敗戦。Liceyが最後にチーム結成100周年を自ら祝う結果を出しました。Aguilasは地元開催のSerieで有終の美を飾りたいところでしたがこればかりは時の運でしょう。さて、明日は首都へ出張。そのまま週末は旅に出てきますので、Blogは帰ってきてからアップします。それではよい週末を。

Serie del Caribe 第9戦


Serie del Caribe5日目、第9戦Los Tigres de Licey対Los Yaquis de Ciudad de Obregén(メキシコ)を観戦に行ってきました。ぼく以外は行く予定になっていなかったので、短期の方を誘って一緒に行ってきました。Liceyは無傷の4連勝で現在首位。Aguilasが1ゲーム差で追っている展開ですが、今日Liceyが勝ってAguilasが負けるとLiceyの優勝が決まるという一戦でした。



球場につくとレフト側のスタンドで椅子の付け替え工事をしていました。国際試合が開幕してからでものんびりとそんなことをしているあたりがドミニカらしいといえばドミニカらしいのですが…。ふと見ると自分の席の前にもドリンクホルダーが取り付けられていました。便利でありがたいですが、いつの間に付けたのでしょう。



さて、メキシコのチームのユニフォームはこんな感じで、国旗の3色をあしらっています。Aguilasも国代表としてシーズン中とは違うユニフォームを使用しているのですが、おそらくこちらもSerie del Caribe用のユニフォームだと思います。



背中にはCoronaの文字がありました。日本でも有名なメキシコ産のビールですが、ドミニカ共和国と同じくビール会社が大きな勢力を誇っているのかもしれません。

試合は1回にLiceyがあっさりと1点を先制しましたが、メキシコも4番のソロ・ホームランで2回にすかさず同点に追いつきました。その後はこう着状態が続きましたが、5回にLiceyがツーラン・ホームランで勝ち越しに成功します。さらに7回にも1点を追加し、4連敗中のメキシコと4連勝中のLiceyの勢いの差かなと思いながら見ていました。



追加点を奪われた5回あたりからオーロラ・ビジョン下方にある特設ステージで生演奏が始まりました。メキシコの攻撃の前にはマリアッチが演奏していました。Liceyの攻撃前にはドミニカのグループでした。



メキシコ・チームのマスコットです。Licey、ベネズエラと同じくTigre(虎)がモチーフのようです。今年は虎のあたり年でしょうか。まあ、そこをAguila(鷲)がまとめてなぎ倒していく予定ですが。短期の方はこのマスコットがいたく気に入ったようで、登場するようになってからはある意味試合そっちのけで夢中になって姿を追いかけていました。最初はどちらを応援しているということもなかったのですが、後半は当然メキシコ・チームを応援していました。Aguilasの優勝のためには是が非でも今日メキシコに勝ってもらわなければいけなかったので、ぼくは初めからメキシコの応援でした。

しかし、1-4のまま9回表のメキシコの攻撃となりました。先頭打者がライト前ヒットで出塁し、セカンドへ盗塁。打者は三振でワン・アウト。次打者のセカンド・ゴロを二塁手が見事にトンネル。これでセカンド・ランナーが帰り2点差となりました。さらに次打者はライト線ギリギリに落ちるスリーベース・ヒットで1点差。次にまたもやセカンドが次打者の簡単なゴロをファンブルしてアウトをとれない間に三塁ランナーが帰り同点となりました。しかし、この回の反撃はここまでで続く打者はゲッツーとなりました。



その裏のLiceyの攻撃で、先頭打者がヒットで出塁。すかさず送りバントでランナー二塁。ここで代走が送られ、大胆にも盗塁成功。四球を与えたところでメキシコは投手をネルソン・フィゲロアにスイッチ。年明けから実質的なAguilasのエースとして活躍していた投手ですが、メキシコ人ということでSerie del Caribeはメキシコ・チームで出場しています。ワン・アウト、一・三塁とワイルド・ピッチも大きな外野フライも許されないピンチでしたが、そこはAguilasのエース。浅いセンター・フライと内野ゴロでこの大ピンチを切り抜けました。

こうなると試合の流れは完全にメキシコのもの。延長に入った10回の表に2回に同点ホームランを放っている4番が、決勝点となるスリーラン・ホームランをレフト・スタンド中段に運び勝負ありとなりました。4連勝中のLiceyといえどもフィゲロアから1イニングで3点を返すだけの力はなく、あえなく三者凡退でゲームセット。



このシリーズの初勝利に沸くメキシコ応援団です。








メキシコ応援団の特徴はこの振り回している応援グッズ。ビデオではあまりよく音は入っていませんが、ガラガラといい音がします。

せっかくLiceyが負けたのですが、Aguilasも5-8でベネズエラに敗戦。勝敗数が並んだ場合の措置はよくわかりませんが、明日勝てばLiceyに並びます。最後気持ちよくシーズンを終えるためにもがんばってほしいと思います。

Serie del Caribe 開幕戦


今日から7日まで、ドミニカ共和国、メキシコ、ベネズエラの3カ国でカリブ海最強チームを決定するSerie del Caribeがサンティアゴで開催されます。昨年まではプエルトリコも含めた4カ国で開催されていたのですが、プエルトリコの野球機構が財政難で今シーズンの参加を見送ったため、開催国であるドミニカ共和国から2チームが出場して4チームでリーグ戦をおこないます。1日に2試合おこなうため、第一試合は16時開始です。Aguilasは国内リーグで優勝したため、20時からの第二試合に登場します。

以前にも書きましたが、1日2試合を見るのはけっこう疲れるので、同期と2席を押さえて、他の人とも共有しながら交代で観戦することにしています。ぼくはAguiluchoですが、今回の主目的はベネズエラやメキシコの試合を見ることなのでAguilasの試合にはこだわっていません。ということで、ぼくの観戦はLiceyが登場する16時からの試合が中心になります。ということで、今日はTigres de LiceyとTigres de Aragua(ベネズエラ)の開幕試合を見に行ってきました。Tigres同士の対戦というのは国際試合ならではでしょうか。開幕カードなので試合前にオープニング・セレモニーがあるかなと思っていたのですが、視聴率の関係もあるのか夜の第二試合前におこなわれるということで、特別なイベントは何もなく試合が始まりました。



とはいえ、試合開始前には監督とスターティング・メンバーは個別に紹介され、控えの選手も含め全員がグラウンドに登場して国歌斉唱がおこなわれました。試合開始時にはスタンドはかなりガラガラでしたが、ベネズエラやメキシコの国旗がチラホラと見えたりと国際色豊かでした。国歌はドミニカ共和国のほうがかっこいいなと感じたのはひいき目でしょうか。



今日のLiceyの先発投手。先頭打者をいきなりストレートの四球で出塁させ、その後もボールが先行する見ていてイライラする不安定な投球でした。しかし、のらりくらりと1失点で責任回数の5回を投げきって降板してしまうのですから、とりあえずやってみないとわからないものです。でも、ストライクのとれないピッチャーはストレスがたまるので、個人的にはダメですね。



ベネズエラのチームのユニフォームはこんな感じでした。



Serie Finalまではなかったクレーン式のカメラが導入されていました。さすが国際試合の中継です。他にもぼくたちの座っていたシートが新しいものに交換されていましたし、わずか1週間でなかなか気合の入った改修がおこなわれたようでした。



オーロラ・ビジョンでは打者の成績が紹介されますが、ベネズエラのチームは国旗をあしらった背景で作られていました。ちなみにLiceyやAguilasは選手の顔写真もついています。しかし、時々顔写真のない選手もいます。というのもSerie del Caribeに出場できないGigantes、Estrellas、Escogido、Torosの選手も参加しているからです。都市対抗野球の補強選手をイメージすればいいのかなと思いますが、2月になると日本や大リーグでシーズンに備えて秋季キャンプが始まるため、そちらと契約した選手や大リーガーなどが出場しなくなる場合があるので、そういった理由で低下した戦力を補うために実施されています。ようするに半分オールスター・チームのようになっているわけです。ぼくがわかったのは1人だけでしたが、LiceyにはGigantesの4番ネルソン・クルスがやはり4番として出場していました。

試合はLiceyが1点を先制されたものの、ツーラン・ホームランで逆転。その後も着実に追加点を重ね、相手の追撃を振り切って6-4で初戦をとりました。Estadio Cibaoでは普段は宿敵のLiceyですが、さすがに相手が他国のチームとなれば愛国心の方が強く出るのか、AguiluchoたちもLiceyの勝利を素直に喜んでいました。



今日は両チームのマスコットがいました。双方とも虎ですが、どちらのできがいいでしょうか?



面白いおじさんがいました。帽子は4面に各国の国旗でつばはシリーズの色である青。マントのように各国の国旗を羽織っていて一番最後にやはりシリーズの旗ということで、Serie Finalを体現していました。



球場に入ったときにはライト・スタンドに全くお客さんが入っていなかったのですが、途中からお揃いのTシャツを着た集団が徐々に入ってきました。5回くらいにスタンドは満員になりましたが、どうやらAguilasのチーム・スポンサーであるOrangeの貸切だったようです。高校野球のアルプス・スタンドのようなイメージで応援練習をしていました。そして9回裏に始めた練習がこの人文字。これはメキシコの国旗です。



そしてこれはLas Aguilasと書いてあります。もちろんLiceyもありました。それからなぜかMerengueの文字があったりもしました。



ベネズエラの国旗です。指示にあわせて一斉に出すのですが、非常に統制がとれていて見事でした。ドミニカ共和国の国旗は一番初めで写真におさめられませんでした。



今回はイニング間のダンスが一切なかったのでかわりにグッズを配っていたお姉さんを紹介します。これはClaroという通信会社の宣伝にバン・バンを配っていた人です。



そしてこれが頭痛薬を配っていたお姉さんで、頭にはナース・キャップもかぶっていました。しかし、試供品に薬を配るというのは…。

試合終了後はチケットの再入場手続きをして、待っていた交代の2人にチケットを渡しました。応援チームなしでの観戦は盛り上がりには欠けるかもしれませんが、落ち着いて野球を楽しむことができるのでこれはこれでなかなか楽しいです。途中で何度か雨にやられたので、帰って風邪をひかないように気をつけて寝たいと思います。

第25戦 ○2-1


Serie Final第8戦。4勝3敗で優勝に大手をかけたAguilasはホームEstadio Cibaoでの優勝を目指した大一番でした。



先発はRoundo Robinからの途中加入ながら、登板3試合すべてで勝利投手となり、いまやエース格にのし上がったネルソン・フィゲロア。今日も1番から4番まで4者連続三振、2回で5三振を奪う圧巻の立ち上がりを見せつけました。しかし、3回には2者連続ヒットでノー・アウト、一・二塁。9番には送りバントを決められ、二・三塁となります。ここで1番はセカンド・ゴロ。三塁ランナーがつっこみ、ホーム・クロスプレーかと思いましたが、セカンドのフルカルがファンブルしたため一塁に送球で1点を先制されてしまいました。フィゲロアは立ち上がりはよかったものの、制球がやや安定せず今日の調子はいまいちだった様子。3回以降は三振よりも打たせてとるピッチングに切り替え、1失点で8回を投げきりました。打たせてとるピッチングとは言いつつも2回までの5三振がきき、8回で10奪三振の力投でスタンドの期待にしっかりと応えました。8回のピンチで監督がマウンドに行った際にはスタンドからは交代させるなの声が飛び、ファンからの信頼が厚いことが伺えました。



今日もスタンドは超満員。しかし、外野席はかなり早い時間から埋まっていましたが、内野席は出足があまりよくなく空席がなくなったのは6回くらいになってからでした。

フィゲロアの好投に霞みがちでしたが、Liceyの先発も好投。6回まで2つのダブル・プレーをとるなど無失点で投げきりました。球数もそれほど多くなかったと思うのですが、Liceyの監督は7回からスパッと好投していた先発をスイッチしてきました。先発投手を打ちあぐねていたので、これで流れが変わってくれればいいなと思っていると先頭打者の5番メンディ・ロペスがセンターへ同点ソロ・ホームランをライナーで叩き込みました。流れが変わるときはえてしてこんなものかもしれませんが、スタンドはすでに優勝したかのような勢いで大盛り上がりとなりました。



同点ホームランを放ったメンディを応援するカード。ポローニャやテハダ、チーム全体を応援するようなカードはけっこうあるのですが、メンディのものはおそらくこれだけ。作ったのはメンディの大ファンの同期でした…。普段からけっこう目立っていますが、今日はさらに一段と目立っていました。

同点になったことでLiceyは防戦一方となり、決勝点を奪われないように必死の継投を繰り広げます。しかし、8回に2番フルカルが打った瞬間ホームランとわかる特大のアーチを左中間スタンド冗談へ放り込み、1点を勝ち越し。



8回に勝ち越したことでスタンドはすでにお祭り騒ぎ。優勝の瞬間を目にするばかりの勢いとなって声援にも一段と熱が入ります。



日本人ではなく中国人のお嬢さんです。熱心なAguiluchaで毎試合見かけます。9回の最後の守備の際には優勝を祈りながら試合を見守っていました。9回はストライクが入るごとに大歓声。アウトを取れば客席は総立ちでハイタッチを繰り返すという状態。最後の打者の際には当然総立ちで見守ります。最後は決勝ホームランを打ったセカンド・フルカルのところに力のない打球が転がりファーストにていねいに送ってゲームセット。昨シーズンに続く2連覇でAguilasがドミニカン・リーグを制しました。



ぼくの後ろにいたのですが彼はLiceisto。優勝の瞬間には周りのAguiluchoたちからいじめられていました(笑)それでも9割9分Aguiluchoのスタンドに混じって応援しているのはすごいなと思います。まあ、これがLiceyの優勝の瞬間だったらかなり怖いと思いますが…。



グラウンド上では選手の歓喜の輪ができていました。スタンド内も大騒ぎ。みんな座席の上に立って拍手、ハイタッチ、ハグ、握手などを繰り返していました。花火も上がりAguilasの勝利を祝っていました。MVPは1完投を含むシリーズ2勝をあげたフィゲロア。オーロラ・ビジョンにはロッカー・ルームでのビールかけの様子が映し出されていたのですが、フィゲロアはグラウンドでインタビューを受けていて参加できていなかったのがちょっとかわいそうでした。スタンドでビールを撒く人がいてちょっと迷惑でした。天気がいいのに傘を持ってきている人がいるなとは思っていたのですが、なるほどとちょっと納得でした。

Serie Finalを4試合見られて、さらにEstadio Cibaoで優勝を迎えるというAguiluchoにとってはこの上ない完璧なシナリオでした。昼間の疲れで3〜4回あたりはすごく眠くて参っていたのですが、終盤にはすっかり眠気も吹き飛んでいました。さて、次は2月2日からのSerie Caribeを制すれば完璧です。でも、まずは優勝おめでとう!!!!!

第24戦 ○7-5


Leonel Fernandez大統領はやはりいらっしゃいませんでした。ちょっと期待していたんですけどねぇ…。

さてSerie Finalは昨日がお休みで今日から後半戦です。Aguilasの3勝2敗で迎えた第6戦。3戦まで好調だった打線を抑え込まれて、連敗中なので奮起を期待したいところでした。前半戦ずっと出場していなかったTJ・ペーニャがショートに復帰、原因は不明ですがライトのビクトル・ディアスのところでアレクシス・ゴメスが出場とオーダーにも少し変化がありました。



先発は左腕のデレク・リー。Serie Finalの初戦でも登板しています。以前にも書きましたが、なぜかEstadio Cibaoでの登板が少ない投手です。打たせてとる典型的な技巧派ピッチャーなので、ボールが多く四球を簡単に出す時は要注意です。1回にいきなり先頭打者をヒットで出すと、2番、3番は打ち取るものの4番にもヒット。さらに5番には四球でツー・アウト満塁となります。ここで6番は詰まらせるものの打球がライト前にポトリと落ち、ツー・アウトだったのでスタートをきっていた二塁ランナーまで帰ってしまい、いきなり2点を先制されてしまいました。

Aguilasは3回までノー・ヒット。3回には四球でランナーを出しますが盗塁失敗でもらったチャンスをみすみす潰してしまいました。さらに4回にはテハダがライト線を破るスリーベースでチーム初ヒット。4番エンカルナシオンの打球はセンター前に抜けると思った鋭い当たりだったのですが、セカンドがライナーで好捕、得点にはいたりませんでした。こういったチャンスのあとにはえてしてピンチがあるものです。また四球でランナーを出し、4番アイバールにツーラン・ホームランを浴び4点差とされてしまいました。その裏に5番メンディ・ロペスのソロ・ホームランでまず1点を返しました。



しかし6回に信じられない出来事が起こりました。ワン・アウト、ランナー一・二塁からライト・フライ。アウト・カウントを間違えたのかランナーはスタートをきっていました。そこで送球を焦ったライトが落球。ただし判定は完全捕球後ということで、送球先の一塁ランナーはタッチ・アップをしていなかったのでアウトとなりました。ここで主審が二塁ランナーはホーム・インの判定。これにはAguilasベンチは当然猛抗議。途中で監督が退場になるなどかなり長時間の抗議を続けました。いったん主審はホーム・イン取り消しの裁定をくだしたのですが、今度はこれにLiceyの監督が抗議。けっきょく最初の判定どおり、ホーム・インが認められてしまいました。当然ですがスタンドは大ブーイング…。1-5とリードを広げられてしまいました。

監督が退場になったうえ、このまま負けてしまうわけにはいきませんでした。その裏には怒濤の猛反撃。先頭のフルカルが一塁線を破るツーベース・ヒットで出塁。3番テハダはショート・ゴロだったものの4番エンカルナシオンが続き一・三塁。5番メンディの打球は平凡なピッチャー・フライに見えたのですが、猛然とつっこんできた3人の野手が落下点に入っていたもののお見合いをしてしまいセーフ。打球が転がっている間にフルカルが判断よくホームを突き、まずは1点を返しました。6番ポローニャはあわやホームランかというレフトフェンス直撃のタイムリー・ツーベース・ヒットを放ちさらに1点を追加。7番ゴメスのところで代打フェルナンデス(楽天)。Liceyがピッチャーをスイッチしてきたため、代打の代打でベルニー・カストロ。ワイルド・ピッチで1点を返し、さらにカストロは四球で出塁しました。8番にも代打バティスタが送られましたがあえなく倒れツー・アウト。しかし、ここで9番ペーニャが2点タイムリー・ツーベース・ヒットを放ち、この回計5点をあげて試合をひっくり返しました。7回にも満塁からショートのエラーで1点を追加し、7-5としました。

7回以降はリリーフ陣が踏ん張り、そのまま7-5で逃げ切り優勝に王手をかけました。前回はエラーと四死球でAguilasが自滅した形でしたが、今回はLiceyがエラーから失点を重ねてしまいました。やはりこのくらいのレベルまでくるとミス1つが勝敗を左右しかねません。確実なプレーを心がけてほしいと思います。



4回裏に花火が上がったのですが、ちょうど飛行船の真下から…。何とか動ける範囲で避けさせようと努力はしていましたが、何発か小さいやつをくらっていました。



ここのところ毎試合ClaroがTシャツを配っています。どうせ取れないだろうと思って積極的に取りにいったりはしていなかったのですが、ちょうど足元に転がってきたので運よくゲットしました。デザインはおじさんたちが着ている黄色のものと同じです。いい記念になります。



Aguichicas予備軍でしょうか。8回表の前に踊っていました。



巨大なAguilasの旗を持って車で場内を一周。逆転したあとだったので非常に盛り上がりました。



今日はボール・ボーイの頭に虎のぬいぐるみをかぶせ、それを逮捕していました。いろいろとよく考えるものです。

さて、これでSerie Finalは4勝2敗で王手。あすは首都での試合になるのでテレビ観戦です。明日は負けてもいいので、明後日Estadio Cibaoで優勝の瞬間を見たいのですが、まあ勝てるときに勝っておくのが一番でしょう。優勝すればサンティアゴはドンチャン騒ぎになります。楽しみですね。